皆様こんにちは!大阪で合気道・護身術の稽古をしている、不二流大阪同好会です。
突然ですが、大阪発祥の武術があることをご存じでしょうか?
大阪といえば、食文化やお笑い、商人の町というイメージが強いかもしれません。しかし、実は武道・武術の分野でも大阪と深い関わりを持つものがあります。
その一つが、日本拳法(にっぽんけんぽう)です。
日本拳法は、パンチやキックといった打撃だけでなく、投げ技や組み技なども取り入れた、実戦性の高い武道です。
防具を着用して実際に打ち合うことができるという点も大きな特徴で、現在では大学や高校などのクラブ活動をはじめ、さまざまな場所で稽古されています。
今回は、そんな大阪発祥の武道である日本拳法について、その歴史や特徴をご紹介します。
そして、日本拳法のような打撃をともなう武道に興味はあるけれど、「実際に相手と打ち合うのは少し怖い」「もっと身体の使い方を学びたい」という方に向けて、古武術という選択肢についてもご紹介します。
■大阪発祥の武術「日本拳法」の歴史
日本拳法が創設されたのは、1932年(昭和7年)のことです。
創始者は、武道家の澤山宗海(さわやま そうかい)。
澤山宗海は大阪の関西大学に在籍していた頃から、打撃を含む武術の研究に取り組んでいました。
当時、澤山は沖縄から大阪に来ていた唐手の指導者などからも学びながら、唐手の研究を行っていたとされています。
しかし、型を中心とした稽古だけではなく、実際に相手と向き合って技を試す「組手」に強い関心を持つようになります。
型だけではなく、実際に技を試す
武術には、型を繰り返し練習することで技術を身につけていく方法があります。
一方で、実際に相手が動く状況では、決められた動きだけで対応することはできません。
相手との距離やタイミングを考えながら動き、自分が出した技に対して相手が反応する。
そうした実際の攻防を稽古に取り入れようとしたことが、日本拳法の大きな特徴につながっていきます。…


